このクラフトビールは「張啤酒」という名前。
「弓」型の海岸線+「長」濱という地域名を合わせて命名したそう。
ハニービアといいつつ甘さはほぼないので飲みやすかった。
一応書いておくと、このビールを飲んでいた場所自体は長濱ではなく、少し北の豐濱というところ。長濱は台東県だが、豐濱は花蓮県にあるので、ここは県境に接する街。
花蓮南部、玉里に日本統治時代の神社の跡がある。玉里駅から徒歩5〜10分ほどで行ける距離にある。
現在は鳥居二つと柱の一部と参道の階段だけが残っていて、花蓮県の県定古跡に指定されている。本殿は土台のところだけしか残っていなかった。
日本統治時代は、警察や軍、徴兵された男性、この地域(元々は原住民が住んでいたエリア)の布農族を制圧しようとしていた部隊が、ここに参拝していたよう。なお、写真はありませんが、この神社のすぐ横に、疫病や布農族の奇襲で殉職した日本人警察官を祀る碑がある。
戦後は信仰の違いから、この神社は住民に貸し出されて田畑になったこともあったようだが、2009年に有志の方が自発的に保存活動を始めてくださり、今のようにふらっときた旅行者がお参りできるようになっているそう。
自分が生まれるより前に造られた日本とゆかりのある建物が、台湾のボランティアの方のサポートを受けて残されている姿をみてありがたいことだなと感じた。
玉里でローカルグルメの玉里麺を食べた。
スープありとなしの2種類があり、今回はなしの乾麺を選択。
うどんとかそばというよりも、ラーメンぽい麺料理。麺ととチャーシューっぽいお肉がそう思わせたのだろうか。お店によって味は違うのかもしれないけど、結構濃いめの醤油ベースのたれもラーメンぽい(うどんぽくない)と思った理由のひとつかもしれない。
ただし、パクチーもりもりなので、チャーシューと麺以外の部分はフォーを連想させる味もした(フォー=パクチーの風味と思っている自分がいる)。
70元でどんぶりにはいった麺が出てきて、これでお腹いっぱいになってしまった(笑)食べ応えもあり、日本人が好きそうな濃い目の味で、おいしかった。また食べたい。
なお、調べたら、日本統治時代に日本人がこの地域に麺を持ち込み、それがこの地域に広まってそのままローカルグルメとなったそう。
▼今回いったお店は馬蓋先美食玉里麵
玉里駅から近く、かつホテルからも歩いていける距離だったので非常に便利だった。
ちなみに泊まったホテルはメインブログで紹介したこちら。
なお、玉里駅の近くにはたくさん玉里麺のお店がある。店内も清潔で観光客もローカルの方も食べに来ている印象。モバイルペイメントも利用可能なので、キャッシュの利用を押さえたいときにありがたかった。
玉里にお越しの際はぜひ!
ある日のお昼。水源市場というマーケットにいってお弁当を購入した。
台北でよくあるお弁当のお店スタイルに、①メインを注文、②副菜はショーケースに並んでいるものから2~3種類選んで店員さんにとってもらう、というものがある。今回行ったのもそのタイプ。毎回、野菜の名前がパットでなくてドキドキするが、何が入っているかは見てわかるので、緊張感と安心感がどちらもある、不思議な感覚になる。
今回は、メインをチキン、おかずはサツマイモの葉っぱとかぼちゃ、タロイモとキャベツのゆでものにした。芋とかぼちゃって、色合いはいいけど、おなかにたまるな笑
チキンの皮がパリッとしていて、でもお肉は柔らかく、すごくおいしかった。これで120元。だいたい600円くらい。ごはんがもりもりで満足感あった。ちなみに、このお店に限らずだけど、台湾でこういう形で出てくるチキンには漏れなく骨が入っているので、見た目ほど可食部はおおくない。
大満足だった。
ちなみに、これを食べた1時間後に、ケーキを頂いた。おいしかったけど、さすがに糖質取りすぎたな笑
ちなみに、お弁当はこちらで購入した。気になる方はぜひ。
晩御飯を食べに、ふらっと日式ラーメンや牛肉麺が食べられる麺料理店にきた。お店の名前は麵大廚。
メニューを見て迷いに迷って、一番他で見かけない「牛乳ラーメン」を注文した。
真っ白!果たしてどんな味なのか...ドキドキしながらスープを一口…まろやかでうまい!濃厚だけど豚骨や味噌ほど重く感じないスープが美味しかった。正直、肉より麺よりスープが美味しかった。
牛乳っていうとアレだけど、シチューやクラムチャウダーのような風味というとおいしさがうまく伝わるかと。
ちなみに、普通の牛肉麺もあり、口コミみると、たぶん牛肉麺が人気で美味しいのだと思われる。
そしてこのお店の面白いところは、牛乳ラーメンだけでなく、デザートにセルフ豆花を楽しめるというもの。
席に着くと、店員さんがちっちゃいお椀を一個くれて、これに豆花よそっていよとのこと。いろんなトッピングがあって迷ったので、ちょこっとずつ色々のせた!飲み物も、豆漿や冬瓜檸檬などが選べる、セルフ要素が多くて嬉しいお店😆
なお、お会計システムが初見だと少しわかりにくいので、初めての場合は定員さんに説明してもらうのが良さげ。テーブルのQRコードから注文するとスマホに支払用のQRコードが表示されるので、それを入り口付近の会計マシーンに読み込ませて現金で会計、という流れだった。
お店の場所はこちら。
ご興味ある方や、豆花が好きな方はぜひ。
中文の先生に、ドーナツのお店を薦められたので行ってみた。
名前は一脆鮮奶甜甜圈という。台北に2店舗あり、ひとつは西門付近、もうひとつは忠孝敦化駅の近くにある。
初回なので、看板にもなっている、40元のフレッシュミルクドーナツを注文。
真っ白な砂糖のようなものがかかっているなと思ったら、もちろん砂糖の味はしつつもほんのりミルクの風味もあって美味しかった!
何より、外がサクッと、中がふわっとしていて食感がよい。
そして、ほんのりあったかくて、焼きたてのパンを食べているような幸福感があった。
ちなみに、穴のないドーナツっも複数種類売られていた。中文の先生は「私のおすすめはタロ芋!」とのことなので、次回行ったらタロ芋を買おうと思う笑